ジェットスター☆田口です。
今年、3人同時にジェットをお買い求め下さった地元のお客さま。
地元のゲレンデで仲良くお乗りになられたようですが、仲良すぎてジェットポンプに石を吸込むのまで一緒 ┐(‘~`;)┌
同時に3つのジェットポンプをメンテナンスさせていただきました
まずは軽めのダメージ、RXT-X260aSちゃんから~
作業台のバイスにジェットポンプをセット☆
専用の工具を用いて、インペラを取り外しまして~
ベルトサンダーでキレイにサンディング~
ブレード(羽)が小さくなるとフィーリングが変わっちゃいますので
面積を小さくしないように、傷んでいる羽先だけをキレイに整えました~
ジェットポンプ内のベーンも傷みがありましたので、サンディングしておきましたYO~
Iさま~
ウェアリングは、とりあえず交換せずに済みましたが
次回、異物を吸込んだ時にはウェアリングは交換しましょうね~ (^ー゜)ノ
続きまして
GTXのジェットポンプ~
おっとw(゜o゜)w
ガリッと噛んだままで、まったく取れないみたい
専用工具でインペラを取り外しても
石は噛んだまま。
これだけ噛みこんでたら、そりゃトレンワ( ゚ェ゚)
インペラをバイスにつかませて、ハンマーで叩いて取り外さないと取れませんでしたYO~
コチラのGTXちゃん。
数ヵ月前の納艇時に新品のウェアリングを投入させていただいたのですが・・・
数回で、悲しい結末・・・_| ̄|○
樹脂をかなり深く掘られてるので、新品入れないとさすがにダメですね・・・
新品はこんな状態
まるで、新車と事故車のようです(´Д`)
有事の際に、即交換できるように、ウェアリングは常に在庫しておりますのでで、リズムよく交換させていただきまして~
ガッチャガチャになったインペラの羽先も、表と裏からキレイに研がせていただき
た~くさんの石を吸込まれたのか
羽の表面にもキズがたくさん発生して、バリが立ってましたので
ダブルアクションサンダーで面も整えておきましたYO~
なんだか、スキャットトラックのインペラのような肌になりました
新品のウェアリングに入れ替えた本体に
リペアしたインペラをインストールしまして、完成☆
Yさま~
次、石を吸い込むときは、小さめのでオネガイシマスね( *´艸`)
そしてトリを飾る、石噛みポンプは~
ヤマハ FZS!
コチラのジェットポンプも、数ヶ月前の納艇時に
新品のインペラを入れさせていただきましたが~
見事なまでに、曲がっております_| ̄|○
樹脂製のウェアリングを備えるSEADOOと違い
ヤマハは金属製のウェアリングなので、石を吸い込んだ衝撃が逃げることなく、インペラを傷めてしまうんですね~
専用工具で取り外してみると
久々に見ましたネ。ココまで曲がり上がったインペラの羽。
オーナーさんにお聞きすると、ジェット全体が震えるぐらい、異常な回転をするようです(°Д°)
そして登場!スペシャルツール♪
インペラの角度を計測できる、ピッチゲージ♪
こうして、インペラに被せて
インペラのピッチが何度になっているかを測れる優れもの。
曲げては、測り。
曲げては、測る。
何度も何度も繰り返して、本来の角度に持っていくのですが
インペラの羽は、内側から外側に向けて、3Dにカーブしていますので
ブレードの端っこを測るピッチゲージだけに頼らず、他のブレードと見比べながら、3Dのカーブを整えさせていただきましたYO~
インペラ修正することをリピッチ。と呼ぶのですが、リピッチの本職に依頼をすれば、もっとキレイに曲げなおしてくれますが・・・
けっこうなお値段しますので、レジャーユーザーさんの場合、新品のインペラを投入するほうが、カンタンでイイかも知れませんね~
Mさま~
次、異物を吸い込んだときは、気持ちよく新品のインペラをインストールしましょうね( ´∀`)
そして、3人の石噛みトリオさ~ん。
当店で、気持ちよくジェットをお買い求めいただいた、大切なお客さまですから、困った時こそショップの見せ場ですから、できる限り早く、そしてお値打ちにリペアさせていただきました☆
これからも、安心して浅瀬を走ってくださいね( コラ