ステアリングケーブルが重くなり、ゴリゴリと音がし始めた210SPちゃん。
新品ケーブルを海外から取り寄せまして、交換作業を承りました。
ジェットポンプを取り外しての作業になりますが
取り外してみると、釣糸が巻き巻き。
こういうのって、こういうときにしか取り外せないんですよね~
ちょうど良かった感じです
反対側のポンプも取り外しまして
準備完了☆
せっかく両舷とも取り外しましたので
ここぞとばかりに、ポンプのコンディションも点検いたしました。
左舷側ポンプのベアリングがゴロゴロし始めておりますので、近い将来メンテナンスが必要かと思います。
オーバーホールも可能ですが、岐阜と浜名湖を何度か往復しますと、よけいな経費をご負担いただくことになりますので
新品ポンプを1発インストールさせていただいてもあまり費用総額は変わらないかと。。。
数年後、何かの整備の際に、同時に交換させていただくのも良いかと思います~
さて、本命のステアリングケーブル交換ですが、ケーブル本体の長さが、、、長い。
そして、ポンプ側の取付け形状が全く違いまして、、、さすがアメリカン。的な仕様変更。
1mほど長いと、船内のルート上で、逃がさなければ収まりませんので、アレコレやって、1mをかせぎまして
端部金具につきましては、特殊工具がなかったので、ひとまずボートがお乗りいただけるように、仮セットアップさせていただきました。
浜名湖近郊を通りかかることがあれば、最終仕上げしておきたいと思います。
今もお乗りいただけるようになっておりますので、ご安心くださいませ。
さて、続きまして
シーズンオフの格納点検がてら、オイル交換等、施させていただきました。
まずは、スパークプラグ。
めちゃくちゃキレイなスパークプラグに、ちょっと驚きまして
おそらく10時間と使っていないのでは、、、
交換を迷いましたが、万が一トラブルが起きたら、高くつくかも。と考えまして、交換に踏み切りました。
新品キラキラのネジ山に
かじり防止のグリースを塗布しまして
バッチリ組み付け完了
続いてオイルフィルターを点検させていただきまして
こちらも鉄粉などは出ておらず、とてもキレイな状態でした
そして新品のオイルに交換させていただかき、その他気になる部分の点検として
やはりここは外せません。
いや、外します。
いや、外せない項目なので、外して点検します(ヤヤコシイ
ホースを外して、詰まりがないか。 をドキドキしながら点検。
左舷はスーっと抵抗感なく開通しておりました。
続きまして、右舷エンジン。
こちらもオイル、プラグ共に問題ないことを目視で確認いたしまして
やはり、コチラ↓
定番の部位を確認~ん?
あ、ちょっと始まってますね
ピックツールを入れましたら、抵抗感がありましたので、内部の水の通り道が細くなっていたと思われます。
ゴシゴシ内部を削りまして、外側もブラッシングでキレイに清掃。
塩害が進まないように、グリスを塗布して対策しておきました。
んん~
実にいい感じ。
作業途中に奥様から差し入れをいただきまして、お心遣いに感謝でございます。
最後に
取り外しましたのスパークプラグでございますが、とてもキレイな状態でしたので、船内に置かせていただきました。
船から下ろさずに、もしもの際の予備プラグとして、保管しといていただければ。と思います。
そういう準備してる時は、何も起こらない。そんなジンクスもありますので、お守り代わりに積んでおいてください☆