トラブル事例

 
フリースタイルマシンのトラブル・・・
 
スキャットトラック社マグナムポンプ
 
 
 
走行中、ポンプ内部に異物が入り込み、インペラフルロック
 
と同時にドライブシャフトがポキン・・・。
 
ドライブシャフト交換するには、インペラを外さねばなりませんが
 
ドライブシャフトがない状態では、インペラを外すことは非常に難しい。
 
 
 
 
あぶったり、加工して万力で挟んだり、プレスマシンで押したり・・・
 
可能な限りの手段を施しましたが、外れない・・・
 
持ち主の顔は泣きっ面だし・・・
 
 
う~
マジ困った。

円高だからといって・・・

 
2012年モデルの動画をアップして、気になったことがあるので記述します。
 
 
動画内にアメリカ国内での販売価格がでているので、単純に1ドル80円計算すると
110万円そこそこでヤマハの最上級モデルが買えるではないか!
 
アメリカで買って日本に持ってくれば、びっくりするぐらい安く新艇が買える♪
 
 
誰もが考えうることです。
 
ところがそんなに世の中甘くないデスヨ
 
並行モノのJETを買うのと同時に大きなリスクも負うことになります。
 
 
①日本へ輸入する際の費用が結構かかる
(アメリカ国内輸送+通関費+国内輸送費)
  
②JETを沈没させるテストなどの安全検査を受けなければならない
(同型モデルが日本で存在しても、並行モノは安全検査が必要)
 
③初めての船舶検査を受ける際、費用が高額になる
 
④日本には存在しない船体番号の船舶を登録することになるので
国内メーカーのリコール対象船舶にならない
 
⑤いきなり壊れても誰にも文句を言えない
 
⑥壊れても誰も修理してくれない
 
 
 
ぶっちゃけ、全ての項目をクリアする労力と費用とリスクを考えると
 
国内ディーラーを値切り倒して、お値打ちに買ったほうがマシ(笑
 
 
そんなにお得なら、全国のJET業者は み~んな
自分で並行モノを仕入れて売りますって。
 
 
マジな話
 
背負うリスクと利益のバランスが合わないからやらないんです。
 
まして個人で輸入なんかしたら、なんかあったとき爆死です(汗