キャブレター

これがジェットスキーのキャブレターです。

鋳物製ボディにステンレス、アルミ、鉄などの金属。ゴム、薄いプラスティック製パーツなどから構成されています。

こいつがなかなか優れものであり、くせものでもあります。

シーズンオフに入るとき、「キャブのガソリンを空っぽにしてます。」

って言う方がたまにいます。

おそらく燃料コックをOFFにしてエンジンが止まるまでかけて、キャブレター内燃料を空っぽにされるんでしょう。

「それ、おしい。正しいようで大きく間違ってます。」

あえて、キャブレター内部を空気に触れさせて、サビや劣化を早めてるだけです。

しばらく乗らないからクルマのガソリン空っぽにしよ~。ついでにエンジン内部のガソリンも焚ききっちゃえ。

「そんなわけないでしょ。」

じゃあどうすれば???

何にもせずに、近くのプロショップへ持ち込みむべし。

2ストと4スト
分離給油と混合給油
川のみと海のみ

ジェットスキーそれぞれにさまざまな使用環境や条件があるから、それぞれに対応した準備が必要なんです。

「そんなのわからんし。」

だから、素人さんは何もしないほうがイイんですって☆

それでも何かしたい!
ってアナタには・・・

今日からできるメンテナンス。

最低でも月に1度はエンジンをかける。

それだけ。

これが最もかんたんで重要なメンテナンスです。

10秒でもエンジンがかかれば、燃料が動き、キャブは働き、ベアリングたちは回転し、オイル潤滑されて、全ての機能がメンテされる。

エンジンは定期的にかけましょう。

と考えながら・・・。

キャブレターオーバーホールを進めていくワタシでした。

あっ!ここもダメじゃん。。。
燃料動かさないからこうなっちゃうんだって。。。怒