約1ヶ月ぶりの水上テスト、230WAKE編

令和2年7月豪雨の影響で、危険水位だった長良川。

水上テストへ行きたくても、行けない状態でしたが、やっと使えそうな状態になりました。

1日でも早い、納艇をご希望のMさま230WAKEちゃん。

日曜日は、お天気の助けもあり、快晴、無風という絶好のコンディション☆

不具合があろうなら、今日1日で仕上げきる思いで、工具箱3箱をお供に、いざ水上へ

もともと絶好調のボートですが、最終の水上テストを行って、再確認しないと、やはり心配ですので、、、

右舷、左舷のエンジン始動。

アイドリングの安定感、吹け上がり

スーパーチャージャーのトルク感

全ての面でとても安定してます◎

エンジンハッチを開けたまま、走行し

排気漏れや水漏れもチェックし

ビルジ(不要な水)の増加もチェックし、合格点☆

いよいよ、負荷をかけた実働テスト!

いや~

素晴らしい。

実に安定していて、メチャクチャいい感じ。

最高速はGPS計測で81キロをマーク

バッチリ合格ですが、唯一チョッと気になるのが

左舷に対して、右舷のほうがエンジン回転数が若干高めなこと。

原因はジェットポンプですね。

ジェットポンプ内の樹脂製のウェアリングに、少しキズが入ってると思われます。

部品が間に合えば、納艇までに交換しておきたいところです。

このままでもぜんぜん乗れますから、不具合という状態ではありませんので、部品だけご用意して、いつか異物を吸い込んで、もっと症状が悪化してからの交換でも、ぜんぜん良いと思います。

シードゥを乗られてる方なら、ご経験されたことがある症状です。

さて、無事に水上での負荷テストを終え、電装品の動作チェックを行うため、着岸し

バラストタンクの動作を確認したり

オーディオ関連の動作確認をしたりと

大きくなればなるほど、点検するところがけっこう山積みデス。

エンジンハッチを取り外しまして、各部を再点検し

230WAKEの弱点である

エンジンハッチの防水パッキンも

もちろん新品投入しまして

塩ロック防止のために、マリングリスを塗布したボルトで

ハッチを固定したら、完成~☆

いや~納艇までの日にちがない中の試運転ですから、ドキドキしながら1日が始まりましたが、小さな修正ばかりで、ホッとひと安心。

水位が高い中、浮遊ゴミを吸い込んで、もしも身動きが取れなくなった場合を想定し

地元の先輩ファミリーが遊んでおられる、近くで仕事していましたので

恩返しがてら、子供たちをトーイング☆

子供たちは、チューブ遊びが好きですね~

気がつけば1時間以上、引っ張りまくって

これも、とても良い負荷テストになりました◎

気になってた、樹脂製ウェアリングの消耗も、トーイングすると症状がより明確に出ますが、実働に大きな問題はなく、ホッとひと安心。

Mさま~

バッチリ合格の230WAKE

明日の夕方、トレーラーの積み替えを行いますので、明後日以降なら

いつでもお引取り可能でございます。

遠方からのお引き取りですが、おクルマの段取り、よろしくお願いしますm(_ _)m