シーレイの追加設備、温風ヒーター編(船舶番号240-67741)

先日、がっつりオーバーホールした、温水ヒーターユニット。

この上の空間に

こんな黒い箱を取り付けます。

下の白い箱と比べると、なんだか頼りなく小さく見えますが、ちゃんとしたヒーターユニットです。

クルマのヒーターと同じ原理で、エンジンの熱を利用して、ヒーターコアを温め、風を温風に変える装置です。

新品のキットを取り付けしますので、吹き出し口は新たに穴を空けなければならないのですが

これがたいへん。

わけあって、長い筒をインストールさせないといけないので、奥行きの取れる位置を確保して穴あけします。

けっこう長い、黒い筒。

内部はこんな感じで、空間のあるところに

スポッと、入れて、1つ目完了。

これをもうひとつ、付けなければならないのですが、2つ目もなかなか大変。

悩みに悩んで、アフトギャレーの下側、この位置に決定☆

新規で穴を開けるわけですから、失敗は許されません。

慎重に作業を進めて

ご覧の通り、道具箱や掃除機などで、足の踏み場もない状態で、作業をし続けて

またもや長い筒を

インストール完了☆

ん~

運転席の背中に温風が届く

実にいい位置かと☆

この吹き出し口、なぜ長い筒が付いているかというと

引き出すと、こんな感じで

蛇腹状のホースが出てくるギミック付き。

スゴいでしょ。

これなら、運転席だけじゃなくて、ゲストの手元や足元などに温風を送れる。ってコト。

さて、ヒーターユニットに

蛇腹ホースを接続し

しっくりくる位置に固定して

下の温水ヒーターと接続されてた、ヒーターホースを温風ユニットに移植☆

使用頻度でいえば、圧倒的に温風ヒーターでしょ。

だから、エンジンからの温水は第1段で温風ユニットに送って

そのあと、少し温度が下がった温水を

温水ヒーターに送る。

温度に優先順位をつけたホースレイアウトにします。

そして

作業的には、別日になりましたが、メーターパネルを外して

スイッチパネル、右から三番目に

温風 強

温風 弱

の、ロッカースイッチをインストールして

完成~☆

まだ、エンジンが始動できないので、モーターが動くことを確認するテストしかできませんが、バッチリ◎

いや~

早く、水の上でエンジン始動したいな~

次回のブログをお楽しみに☆