片側のエンジンを降ろして、日が落ちたので、翌朝続きを開始☆
気持ちよく晴れたスカイブルーの中、エンジンを吊り上げまして
やるべきことを粛々と進めていきます~
まずはチャンバー内部の砂出し作業。
このモデルのチャンバーは冷却水が通るルートに、とにかく砂がつまります。
砂がつまりすぎて、オーバーヒート気味になったり、ゴムホースが溶けたり、チャンバーが割れたりと、致命的なトラブルを起こす原因となりますので、当店では必ず砂詰まりのメンテナンスはかかしません。
高圧エアーを送り込むと
ザラザラと出るわ出るわの砂と塩。
チャンバー2本分で、写真に写る砂の2倍はでましたね。
こういうのホント気持ちいい作業です☆
2つのエンジンが降りたエンジンルームは
ご覧の通りの惨状、、、汚
掃除がメチャクチャ楽しみです。
さて、2サイクルエンジンの象徴、どでかいオイルタンク。
こちらも取り外しまして
エンジンにオイルを送り込むホースを交換です。
経年劣化で驚くほど固くなっていまして
まるでプラスチック管のような硬さで、ニッパーでは歯が立ちませんでした。
他にアレコレと工具を試しましたが、歯が立たず。
で、結局コレ↓
数々の整備をこなしてきましたが、ノコギリでオイルホースを切るのは初めてですねぇ苦笑
さて、エンジンがなくなり、今こそチャンス。ということでステアリングケーブルの入れ換えを行いました。
これがなかなかカンタンにはいかず、エンジンがないのにもかかわらず、けっこう苦戦してなんとか交換完了。
予想以上に手こずりました。。。
でも、これで5~10年は大丈夫でしょう。
ケーブル交換の山場を終え、楽しみにしていたエンジンルームのクリーニングに没頭すること小一時間。
ご覧ください。この白い肌↓
↓これが↓
これです↓
この瞬間がたまりません☆
まるで新艇のようなエンジンルームになりました。
他の部位も掃除しまくり磨きまくって、キレイに仕上げる予定ですよ~
さて
砂出し作業を施したチャンバー。
洗浄剤を用いて、内部や外部をクリーニングしまして
ノコギリタンクも
もちろんクリーニング完了☆
初日に戦ったジェットポンプもピカピカに仕上がってます☆
排気汚れとグリス汚れがひどかったコチラもピカピカに。
とにかく掃除、掃除の2日目となりました。
どんどんキレイになるエキサイター220ちゃん。
エンジン積込が待ち遠しいですねぇ~
お次はまた今度☆