整備がドンドン進むよ。エキサイター220 (船舶番号253-20634)

片側のエンジンを降ろして、日が落ちたので、翌朝続きを開始☆

気持ちよく晴れたスカイブルーの中、エンジンを吊り上げまして

やるべきことを粛々と進めていきます~

まずはチャンバー内部の砂出し作業。

このモデルのチャンバーは冷却水が通るルートに、とにかく砂がつまります。

砂がつまりすぎて、オーバーヒート気味になったり、ゴムホースが溶けたり、チャンバーが割れたりと、致命的なトラブルを起こす原因となりますので、当店では必ず砂詰まりのメンテナンスはかかしません。

高圧エアーを送り込むと

ザラザラと出るわ出るわの砂と塩。

チャンバー2本分で、写真に写る砂の2倍はでましたね。

こういうのホント気持ちいい作業です☆

2つのエンジンが降りたエンジンルームは

ご覧の通りの惨状、、、汚

掃除がメチャクチャ楽しみです。

さて、2サイクルエンジンの象徴、どでかいオイルタンク。

こちらも取り外しまして

エンジンにオイルを送り込むホースを交換です。

経年劣化で驚くほど固くなっていまして

まるでプラスチック管のような硬さで、ニッパーでは歯が立ちませんでした。

他にアレコレと工具を試しましたが、歯が立たず。

で、結局コレ↓

数々の整備をこなしてきましたが、ノコギリでオイルホースを切るのは初めてですねぇ苦笑

さて、エンジンがなくなり、今こそチャンス。ということでステアリングケーブルの入れ換えを行いました。

これがなかなかカンタンにはいかず、エンジンがないのにもかかわらず、けっこう苦戦してなんとか交換完了。

予想以上に手こずりました。。。

でも、これで5~10年は大丈夫でしょう。

ケーブル交換の山場を終え、楽しみにしていたエンジンルームのクリーニングに没頭すること小一時間。

ご覧ください。この白い肌↓

↓これが↓

これです↓

この瞬間がたまりません☆

まるで新艇のようなエンジンルームになりました。

他の部位も掃除しまくり磨きまくって、キレイに仕上げる予定ですよ~

さて

砂出し作業を施したチャンバー。

洗浄剤を用いて、内部や外部をクリーニングしまして

ノコギリタンクも

もちろんクリーニング完了☆

初日に戦ったジェットポンプもピカピカに仕上がってます☆

排気汚れとグリス汚れがひどかったコチラもピカピカに。

とにかく掃除、掃除の2日目となりました。

どんどんキレイになるエキサイター220ちゃん。

エンジン積込が待ち遠しいですねぇ~

お次はまた今度☆