シードゥのインタークーラーのについて独り言。

1年前、まったく問題がなかったシードゥちゃん。

今シーズン動き出したら、1発目にチェックエンジン。

エラーコードはP1614

スロットル関連のエラーです。

シードゥに詳しい業者さんなら、よく目にするアレですね。

ってことで、インタークーラーの水漏れ検査してみました。

ひさびさにダダ漏れでした。。。

海水が漏れ

スロットルボディを固着させ

吸気温度センサーや

吸気圧力センサーを傷めて

エンジン内部にもダメージを与えてしまう。

こんなの経験しちゃうと、もうシードゥ買わない。ってなっちゃいますよね。

ワタシが思うに、メーカーさんが永年無料交換を実施すればいいのに~

最新インタークーラーを搭載していない艇体は申請したら旧と交換的な。

インタークーラーは新品定価が7万円。

国内販売が2000艇あるとして、まとめて作れば2-3万円ぐらいで作れるんじゃないかな~

ざっと4~5000万円。

それでシードゥのオーナーさんからの信頼が得られて、ファンが増えるなら、メーカーとしては決して高い投資ではないはず。

さらに

ユーザーだけじゃなく、私たちプロショップからの信頼も得られる。

考え方ひとつで

ピンチをチャンスに変えれるのにね~

180チャレンジャーSE。納艇前の最終最終メンテナンス。

いよいよ来週ご納艇となります180チャレンジャーSEちゃん。

本国オーダーとなっていた新品のプロペラも無事到着しましたので

交換させていただきましたヨ~

と、交換作業を行い始めますと・・・

ジェットポンプ内のベアリングのコンディションが少し気になる・・・

でも、まだ使えそうな感じダナ~

がしかし!

気持ちよく買っていただいたので、納艇前にベアリング交換させていただけば、長く安心して乗っていただけるだろうな~

ってコトで、ベアリングとオイルシールを新品オーダーしまして

交換させていただきました~☆

ベアリングシャフトのほうは、とてもキレイな状態☆

こうした作業の際に目視での確認ができると、安心感が違いますね~

ベアリング・シール・インペラ。を新品に交換させていただき、足回りはバッチリ100点満点の状態になりましたヨ~

シャキッとした乗り味で、ビンビン走れますが安全運転でお願いしますね~(笑

さてさて

続きまして

ガラッと変わって、メーター周り。

特にナニッてナイように見えますが・・・

コレ↓なんのボタンでしょう?

文字が消えてしまっているので、わかりにくいですね・・・

コレなら↓一目瞭然↓

なかなか入手できないボタンカバー。

海外メーカーから取り寄せしまして、新品に交換させていただきました~

ハンドル右側も~

ホーン。

ビルジポンプ。

ブロアーファン。

フットライト(インテリアライト)

航海灯。

メーター周り、シャキッとしましたよね~

と、写真を撮り忘れましたが、音が出なくなっていた左舷前方のスピーカーも交換させていただき、バッチリ復活☆

アレコレあれこれ、たくさんの仕上げ作業を行わせていただきました☆

なかなか入手できない180チャレンジャーSEが、今回販売させていただく際のメンテナンスでグッとコンディションが上がりましたので、これから長くお乗りいただけると思いますね~

Yさま~

16日の納艇、楽しみにしててくださいね~。

230WAKE リメイク物語2 (船舶番号235-49167)

2基のエンジンを下ろして、リメイク開始となった230WAKE 2010年モデル。

エンジン内部に損傷はありませんが、細かな部分では限界が来ていたようで、、、

パーツセンタースタッフにエンジンのクリーニングをお願いしつつ

あれこれ細かく点検していきますと

まずはコチラ↓エキゾーストマニホールド~

接続部分の塩害腐食が始まっていました。

このまま使用していると、近い将来必ず

排気漏れを起こすことが予想されますので、要交換ですね。

続きまして

セルモーター↓

電流が流れるケーブルを固定している部分がサビで固着してしまい、ケーブルが外れません。

少しゆるんだ位置でサビて固着していますので、増し締めするか外すか。の2択。

少し強めに力を入れると・・・折れてしまいました。

これもまた、要交換ですね。

続いて、スロットルケーブル系統。

230WAKEには、パーフェクトパスというクルーズコントロールみたいなの機能が付属していますが、この子は動作させるモーターが撤去されていたので、動かすことができません。

さらに、そのコントロールケーブル支えるステーもガッチガチの固着状態。。。

ここまでアカンと気持ちよく諦めつきますね。

そもそも、パーフェクトパス自体が正常に動いても、操作が難しく使いづらいため、当社で販売させていただいたパーフェクトパス艇オーナーの99%が使っておられません。

つまり、使わずの扉です。

ってことで、この230WAKE艇のパーフェクトパスは、潔く全撤去~

さてさて、エンジンのクリーニングが進み、再塗装の段階へ進みました。

マスキングテープで養生し、黒く塗り直してお化粧直しです。

そのエンジンをインストールする船内はというと、、、

ご覧の通り、キレイさっぱり☆

↓こちら掃除前。。。

もうあの頃には戻れませんね苦笑

まだまだホースや配線などのレイアウトは、そのままですので見やすく作業がしやすいレイアウトに変更し、スッキリしたエンジンルームに変貌させます。

と、その前にドライブシャフト系統を見ると・・・

この世代の230WAKEや210WAKEには、ジェットスキーにはナイ、ロープ巻き付き防止装置みたいなものがついています。

これはコレでイザというときにたいへん心強い、隠れた装備ですが・・・

オーバーホールの際は、この子がとてもクセモノで(汗

シャフトとシャフトカラーとセットで取り外すことに。

というのも、水の中で働くドライブシャフトは、うっすらとサビを帯びることも多く、サビの付き具合では、シャフトが太くなっててまして

シャフトカラーから抜けなくなることもシバシバ・・・

で、シャフトカラーごと取り外して、力の掛けやすい船外で分離させる作業になります

ドライブシャフトだけななったところで、サビを徹底的に取り除きます。

パーツセンターとして、日々クリーニング作業を行ってるので、慣れた手つきでクリーニング完了☆

右舷、左舷とすべて2つのツインエンジンモデル。

やることは2倍ですが、その分出来上がりの喜びも2倍☆☆

ん~

ここらあたりで、リメイク作業もやっと20%ぐらい進んだかな~?

まだまだ先は遠いzeeee

続きは、また今度~☆