神奈川県のマリーナさんからお譲りいただいた230WAKE。
パッと見はイイ感じな子ですが、やはり海で使用されていた海100%モノ。
気になるところが盛りだくさん。ってことで、いつものごとく大規模メンテナンスを施すことにいたしました☆
まずはコレを取り外さないと、始まりません☆
230WAKEのシートたち。
ガラッと雰囲気を変えるため、すべてのピースを張替えしてもらいます。
これだけの数を張替えるとウンジュウ万円・・・汗
でも、せっかくやるですから、ケチケチせずに、トコトンまでやっちゃうのがジェットスターです
さて
シートが取り外されて
スッキリしましたが
スッキリしたのはデッキだけで・・・
エンジンルームをのぞくと
なかなかギッシリしてます汗
どのくらいギッシリかと言うと、、、
足の踏み場がナイ。ぐらいです↓
順番に順番に、ひとつづつ部品を取り外していくこと数時間、、、
画像を撮っている余裕もなく
いきやり吊り上げ作業デス笑
フォークリフトを用いて、二人がかりで声かけあいながら、慎重にエンジンを抜いていきます
ひとまず半分終了~
左舷エンジンがなくなり、スッキリしたエンジンルーム。
ってか、汚れが目立ちますねぇ
こんなに汚れてたら、オイル漏れとか
冷却水漏れとか、初期段階で気がつくと良いことにも気づきませんから、エンジンルームは徹底的にキレイにする性分です。
さて、お次は右舷のエンジン。
この子がなかなかのクセモノでして、、、
正攻法では外れるべきところがまったく外せれず。
ま。
これもいつものコト。と言えばコトですが、いい加減やりなれてきて、歯応えを感じなくなってきた今日この頃(苦笑
サビロックしている、サポートリングをカット刃で切り倒し
強硬な手順で、取り外していきます。
が
これには理由がありまして、このサポートリングやカーボンリングは、新品に交換しますので、キレイに取る必要はなくて、段取りよく行程を進めることを重視してるんですよ~
そんなこんな作業をガッツリ進めまして
無事、吊り上げまで進みまして
やはり二人ががりで、慎重にシンチョーにエンジンを降ろしまして
ふ~
スッキリスッキリ。
ん~
スッキリしない汚れ具合です。。。
ま、これが乗りっぱなしのジェットボートの現実です。。。
特別このボートが汚すぎる。ってわけでもなく、だいたいこんな感じです。
だから、ウチではエンジン下ろして、徹底的にメンテナンスを施して、安心して販売できる1艇に仕上げるんです☆
むしろ新たな命を吹き込む感じがして、ショップとしてワクワクがとまりません☆
こんなことやってるショップさんも、全国的に珍しいんですよね~
取引先のマリン業者さんたちにも
「しかし、いつもながらスゴい作業やってるよね~」
「知識とか時間とか責任とか考えたら、とても真似できないですよ~」
とお褒めの言葉をみなみなさんから頂きます。
いやいや
誰もやりたがらないから、やるんです。
誰かがやらなきゃ、このボートはダメなボートになっちゃうわけで
まだまだ乗れるジェットボートにリメイクすることが好きなんですねぇ~
さて
お次は、エンジン。
塩だらけで汚れまくってますので、パーツセンターのスタッフと共に、クリーニングして、手直しするとこはシッカリ仕上げていきたいと思いま~す☆
次回をお楽しみに~
あとがき
あまりの暑さに、たとえ少しでも日陰がほしくて、ピットにお尻だけ突っ込んだときの1枚。
やっぱ23フィートって大きい