シーレイ230のメーターパネルを手がける。(船舶番号230-26419)

水上テスト、絶好調の結果で気をよくしたワタクシ。

年代モノのシーレイを少しでもイケてるシーレイにしたい!ってことで、各部のリメイクに取り掛かり始めました。

↓ご覧の通り、、、

なぜか赤にペイントされて、ちょっと残念な感じのメーターパネル。

このシーレイを初めて見たときから、この赤いメーターパネルを見て見ぬふりして、視界にも記憶にもせずにいましたが、さすがにもう限界(笑

ってことで、バラし開始☆

げっそりする雰囲気のメーター裏の配線と戦い始めます、、、

すると

なにやらゴソゴソとやりだした、ジェット大好きなウチの末っ子。

このリクター(1人乗りジェット)を自分のジェットだと思っているようで・・・

ボートヤードに来ると、きまってリクターを眺めていきます。

今日は何か作業でもするのでしょうか・・・


!?

ツールワゴンを出してきて、ホントに作業を始めるようです(驚

手袋が片手なのが笑えます。片方しか見つけられなかったのでしょう(爆

さてさて

ワタシはというと・・・

見るだけでやる気をなくすメーター裏の配線ですが、原理を理解すれば、けっこうカンタン。のはず汗

ナンヤカンヤのナンヤカンヤで

パズルより難解なメーター裏を解読し、取外し完了~

一区切りついたので、ふと末っ子を見ると、、、

お。

作業に熱くなったのでしょうか、上着を脱いで作業に没頭しています。

[ちなみに。ヤラセではありません。彼はリアルに作業しています]

エンジンをかけたいらしく、バッテリーを探し始めたので、さすがにワタシも手を止めて、彼の作業をアシストすることにしました。

いよいよエンジン始動するようです。

ブレーキクリーナを使用していますが、教えたわけではなく、ワタシがやっているのを見ているから覚えたのでしょう・・・

爆発が継続しないので、おそらく燃料系統でしょう。

ってことで、さすがにワタシがお助けに入りまして・・・

ま、こういう場合、キャブレターのダイヤフラム側のバルブシートが固まってしまい、燃料が通行止めになってる。と経験から即座に判断。

ワタシならキャブレターを取り外して、机上で分解するのですが

子供の手なら、キャブを降ろさなくても、ダイヤフラムカバーが外せるのでは?

ってことで、スタビラチェットを渡して、カバー取外しを依頼。

工具を上手に使いこなし、4本×2気筒=8本のボルトを取り外し完了~

やはり、バルブシートの固着で燃料が通らない状態でした☆

ということで~

いざ再始動!

いや~

いつもワタシの水上テストについてきたり、作業場に遊びに来ることが多い末っ子。

子は親を見て育つ。とは、まさにこのこと。

ウレシイような、心配のような(苦笑

その後・・・

何度かエンジンを始動し、ご満悦になった彼はバッテリーの端子を外して、カバーをかけなおして、リクターを定位置に戻しに行きました(偉

そしてワタシもシーレイちゃんの作業に戻ります。

取り外したレッドパネル。

レッドです。

けっこうなレッドです。

プロ用の塗料はがし液を使って、ドンドンはがしていきます。

黙々と作業を続けること30分・・・

けっこうイイ感じにめくれてイキマス

さらに続けること30分・・・

なかなかキレイにめくれてきましたね~☆

と、作業に没頭していると・・・

じっとしていられない彼は、シーレイちゃんのとなりにいるスピードスター200爆音仕様の上に登って、アレコレ眺めていました・・・

整備が終わり、ボディの磨きも終わり、張替えに出しているシートが戻ってくるのを待っているスピードスター200。

彼は、このボートを乗りに行きたいようです(ヤレヤレ

さすがに今日は、、、ってことで、エンジン始動だけ楽しんでもらうことにしました。

ちなみにこの時点で、彼はこのボートが爆音仕様であることを知りません。

映像では伝わりにくいと思いますが、けっこうな爆音なので、話し声がぜんぜん聞こえません(笑

より一層、乗りに行きたくなったようです(困ったモノです

ちなみにこのボートは、ほぼ整備が完了していますので販売価格が決まっております☆


気になった方はコチラからお問合せくださいね~↓

今日の本題、シーレイ230のメーターパネルの続きは・・・

また今度~☆