いざ水上へ!シーレイ230 V6 4300cc (船舶番号230-26419)

イズミマリーン先生にお助けいただき、無事にエンジン始動することができたシーレイちゃん。

いよいよ地元の河川で水上テスト~

ジェットボート23フィートと同じサイズですが、やはりクルーザー。

全体的にボリューム感がありますね

推進機はマークルーザーのアルファーワン。

25フィート以下のボートでは、ナンバーワンのシェアと信頼があり、世界でもっとも売れているドライブです。

私がこのシーレイを再生するにあたり、もっとも気にいったのが船体後部のステンレスパイプ。

通称 キャスティングレール = 釣りをするための囲いです

無骨なデザインですが、使い勝手は素晴らしく

釣りをされる方には最高の船上空間になること間違いなし☆。

そしてそして

ここもイチ押しポイント。

トレーラーに積載できるクルーザー。というのがこのシーレイ230の魅力でもあります。

一般的に 20フィート前後のボートは、スポーツボート。というタイプが多いため


前部が座席になっているバウライダーモデルがほとんどです。

これはこれで爽快感があって、とても気持ちの良いボートタイプですが

河川や湖で使うことを想定して作られていますので、海の波に弱いのが弱点です。

天気はピーカンで暑い!でも海面は少し荒れてる。

シーズン中にそんな日が多々ありますが、バウライダーだと海へ出るのを断念しなければなりませんが、クルーザータイプはそのあたりの対応性が高いのが魅力☆

ってことで、トレーラーブルできるサイズ感と海での対応性を考え、キャスティングレールが付いた船内空間。そんなクルーザーはなかなかアリマセンので、このシーレイ230に惚れちゃったわけです。

さてさて

トレーラーに積載したまま、ドライブを水の中に沈ませて

いよいよエンジン始動です☆

イズミマリーン先生のお告げで、陸上でのエンジン始動はクリアしたものの、いざ水の上となると、いささかキンチョーしましたが・・・

いい!

実にいい!

ショップがこんな表現してはNGですが、驚くほど安定しててビックリ(苦笑

もっと、排気漏れとか水漏れとか出てきたり、なんか残念なところがイロイロ出てくると覚悟をしていたのですが、驚き桃の木山椒の木。(オドロキモモノキサンショノキ

いざ、いざ、いざ水の上へ

こうして船が動き出すと、実に感無量。

6ヶ月前・・・水没したエンジンを手がけ始め、新品パーツを調達して組みなおし

【過去ブログ①はコチラ 】

1からとは言いませんが、3ぐらいから組み直したV6 4300ccエンジン。

【過去ブログ②はコチラ】


作り上げたボートが水上を走り出す後ろ姿。

いってらしゃい。と言いたくなる気分です(謎

オイルレベルやオイルコンディションを目視でチェックし、オイル圧力やエンジン温度なども何度も何度もチェックし、エンジンをかけ続けること3時間。

朝8時前からエンジン始動し、無事水上テストが終わったのが11時でした。

その間、不安な要素は一切なく

このまま中部国際空港セントレアまでひとっ走りするか!

と言いたくなるぐらいの安定感。

最高の出来栄えデス。

無事、水上テストが終わりましたので、操縦席のシートやメーターパネル。オーディオやその他ドレスアップパーツの工程へ☆

年代モノのクルーザーのメーター周りやシートエリアをカッコよく仕上げるのは、かなりハードル高め・・・知恵を振り絞って、仕上げていきたいと思いま~す。

お楽しみに~♪

シーレイ230、最高☆