JET☆STARタグチです。
ジェットスキーについて、ちょっと勉強してみよう!のブログです。
↓コチラ、ジェットスキーが走る構造を図解に示したモノです。
真ん中のプロペラが回転すると、画像の右側から水を吸い上げ、画像左側に向けて噴射しています。
筒状になっているジェットポンプの中で回転するプロペラなので、正式にはインペラと呼ばれます。
↓これが船体から取り外したジェットポンプ&インペラです。
インペラはジェットポンプに締めこんであって、ジェットポンプと一体になって船体に取り付けてあります。
このインペラをジェットポンプから取り外す作業が一風変わっております
インペラの中心部がスプライン形状になっていますので、メーカーの特殊工具を
スポッ。と差し込んで、一般的なメガネレンチで取り外します。
この特殊工具はメーカーやモデルによって大小さまざまなサイズがありますので、ジェットショップは、たくさんの特殊工具をそろえています。
特殊工具そのものは、それほど高額なモノではありませんので、自分で購入されてセルフメンテナンスで取り外されるツワモノさんもいらっしゃいますが、外すには外せても、戻す際に、どれぐらいの締め付け力(トルク)で戻したらよいか分からず、控えめに締めこんで、エンジン始動時や走行中に外れちゃった・・・なんてコトも耳にします。
毎分7000~8000回転で動いているインペラが外れると、ジェットポンプエリアはガチャガチャになってしまい、最悪の場合エンジンを壊してしまうケースもありますので、注意が必要です。
お住いの県内にジェットショップがないオーナーさんの場合、致し方なくセルフメンテナンスで乗り越えざるを得ない人もいると思いますので、十分に注意して組戻しすることが大切ですね☆