アンカーロープを吸い込んだ。

JET☆タグチです。


残すところ今年の営業日も15日・・・

あと15日で、2013年も終わっちゃうんですね~(´・ω・`)

たった15日ですが、この15日を充実した15日にしなければなりませんね(^ー^)

みなさんも、残りの営業日を数えながら日々に励んでくださいq(^-^q)



さて、半月ほど前に入庫した 修理艇



ヤマハのハイエンドモデル FX-SHO

今年の夏に アンカーロープを吸い込んじゃったそうです。

みなさんの周りでも、そんな話や光景が多々あろうかと思いますが・・・


吸い込んだロープを取り外し、しばらくはそのまま乗れてたんですが

ある日突然、インペラがカラ回り。

エンジンはかかってるのに、ペラが空転してしまった感じで、まったく進みません。





ジェットポンプを分解してみると





ドライブシャフトが・・・



何もなっていない。


ってことは

ココか!



大当たり~

エンジンとジェットポンプを接続する 中間カップリングが ダメになっちゃったようです。


原因は・・・めいっぱい吸い込んだアンカーロープが

ポンプ側をフルロックさせてしまい

動こうとしているエンジン、でも ポンプはフルロック状態

エンジンとポンプの間にある、カップリングに負担が集中し、内部破損。


ど素人が、アンカーに気が付かず 一気にアクセルオン!

一瞬でロープを吸い込み、フルロック。


これ、オーナーじゃなくて 借りた人がよくやる サイテーな壊し方です。



修理としては、5000円のカップリングを交換するだけなんですが

エンジンを半吊り状態にして、カップリングを抜きかえるので、けっこうな重作業です(´・ω・`)

状態によってはエンジン降ろさないといけない事もありますから、ゴッツイ修理代になります。

このトラブル

ヤマハSHOだけじゃなくカワサキULTRAでも、結構な頻度で発生します。

でっかい石を吸わせたり、ウェイクロープをめいっぱい吸わせたり。
その場では、ロープを取り除けば直ったように思えますが

数回乗ったあとに、いきなり空転し始めますから

違う日だったりしたら、弁償もいえなくて、オーナーさん撃沈です(。>д<)


でも

借りた人だけが悪いのではなく

貸したオーナーも悪い。



貸すときは、何も知らない子どもにジェットを貸すようなつもりで、覚悟を決めて貸しましょう。
そう思うと、誰にも貸せなくなりますよねq(^-^q)



30項目の点検項目を行い、試乗テストをした

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